ライセンス製品

AM&Sが提供するラインセンス製品についてご案内します。

GPUネイティブコードだから達成できる高速計算
精度、ロバスト性においても他ソルバをリード
格子生成、計算設定、計算実行から可視化までWEB-UIで操作可能

Flow360は、GPUによる高速計算を前提にしたCFDソルバとして、MITの研究者によって開発されました。近年のCFDの産業利用において、複雑な流体現象を精確に再現することが求められる一方で、計算コストが膨大となることが課題となっていますが、Flow360はそれを解決することが可能です。
従来の汎用ソルバが元コードを単にGPU対応にすることで計算の高速化を図るのに対し、Flow360はGPU利用を前提として作られたGPUネイティブコードであるため、今までにない計算速度を実現することができます。

Flow360の特長

  • ・1億メッシュの大規模計算であっても、定常解析は数分、非定常解析は数時間で実行可
  • ・直感的なWEB-UIですべての操作が完結
  • ・多孔質体モデル、共役熱伝達(CHT:Conjugate Heat Transfer)、回転体(MRF、AMI、Blade Element Theory…)、音響解析など、各種モデルを標準実装

解析機能

完全なナビエストークス圧縮性ソルバ/オートメッシャ機能/節点中心2次精度有限体積法/回転領域対応/乱流モデル : RANS ,DDES(Spalart Allmaras:SA-neg, SA-RC, SA-QCR2000, k-w SST)/AFT Transition Model/多孔質媒体モデル (Porous Media)/共役熱伝達 (CHT : Conjugate Heat Transfer )/音響解析:分離解法(Ffowcs-Williams & Hawkingsモデル)

AIAA High Lift Prediction Workshopにおける迎角スイープ感度解析(Cfコンター)画像

▲ AIAA High Lift Prediction Workshopにおける迎角スイープ感度解析(Cfコンター)
画像提供元:Flexcompute社

推奨プリ・ポスト(快適な大規模解析のための推奨構成)

メッシュジェネレータ

HeldenMesh/Fidelity Pointwise(64bit環境の活用)

ポストプロセッサ

FieldView Parallel(大規模データ対応)

Flow360における解析の流れ

Flow360における解析は全てWEB-UIによる操作で完結します。従来の汎用ソルバが元コードをGPU対応にすることで計算の高速化を図るのに対し、Flow360はGPU利用を前提として作られたGPUネイティブコードであるため、今までにない計算速度を実現することができます。

ラップトップで 10 分以内に 10 億セル

適用事例

航空機翼の抗力予測精度検証

航空機翼の抗力予測精度検証

画像提供元:Flexcompute社

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REGENT社 : 水上航空機 Seaglider

EGENT社 : 水上航空機 Seaglider

画像提供元:Flexcompute社

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米国 Flexcompute社沿革

高度なコンピューティングによるエンジニアリング界のイノベーション加速という1つの使命を持って、2016年米国にて設立。まったく新しいGPUネイティブソルバのFlow360を開発し、電気自動車、電機航空機、高効率風力タービン、量子コンピューティングチップの設計において、数十の企業をサポートしています。